デジタル業務ワーキンググループ

デジタル業務ワーキンググループ

電子申込、電子契約の取組状況

【1】本会の背景・趣旨

不動産管理会社の業務において、募集業務・契約業務・期中管理・解約業務の分野において、業務をデジタル化することで、複雑化している業務をどのようにすれば効率化できるのかの検討を行う。

また、不動産管理会社のために様々な商品を開発し販売している協力業者においては、不動産管理会社が、どのように業務を行っているか・どのような課題があるのか把握することで、自社が取り扱っている商品・サービスが不動産管理会社の業務において、どのような効果があるのか?
それぞれの立場から業務のデジタル化を検討していくことを目的としている。

【2】具体的な事例テーマ

契約業務におけるWEB申込、電子契約の導入推進。


【3】WEB申込の導入

デジタル業務WGで実施したアンケート結果よりアンケート対象:IT・シェアリング推進事業者協議会正会員101社

WEB申込の仕組みについては導入が進み、
50%の管理会社で電子申込を業務の中で利用している。

主な利用しているシステム

イタンジ、キマルーム、賃貸革命、自社開発システムなど


【4】IT重説の導入

デジタル業務WGで実施したアンケート結果よりアンケート対象:IT・シェアリング推進事業者協議会正会員101社

IT重説については、テレワークの推進などからWEBツールの導入がすすみ、
100%の管理会社で実施されています。

主な利用しているシステム

Zoom、Meet、LINE、アットホーム、ベルフェイスなど


【5】電子契約の導入

デジタル業務WGで実施したアンケート結果よりアンケート対象:IT・シェアリング推進事業者協議会正会員101社

電子契約については、導入が進んでおらず、
実施されている管理会社15%のみです。

主な利用しているシステム

ドキュサイン、クラウドサイン など

電子契約が導入した際の業務メリット

  • IT重説から電子契約を行うため、お客様の来店不要のため、
    お客様とのスケジュール調整がスムーズ。
  • 契約締結まで手続期間の短縮が図れるため、キャンセル防止になる。
  • 記入漏れ、捺印漏れ、書類添付漏れ防止が図れるため、管理部署の業務が削減され、生産性が向上される。

電子契約が導入が進まない主な理由

  • 具体的にどのように進めればいいのかわからない。
    お客様とのスケジュール調整がスムーズ。
  • システムが多くあり、どのシステムを利用すればいいのか?
  • 賃貸借契約書は電子化ができるが、それ以外の書類(保証会社の書類、保険の書類など)は電子かできるのか?
  • 賃貸人(オーナー様)がスムーズに電子手続きできるのか?

今後について

今後も継続して、WEB申込、電子契約の導入推進を進めていき、不動産管理会社の生産性向上を図っていく。


PICK UP

日管協 公式SNS

PAGE TOP